ドライアイの症状は「乾く」だけではありません!
ドライアイの医学上の定義は「涙の異常によって角膜や結膜が傷ついた状態」です。

症状には、「ごろごろする」「しょぼしょぼする」といった異物感、
さらに刺激が強いと「目の痛み」として自覚します。
「目が赤い」「目がかゆい」といった結膜刺激症状。
重症例では、「目の痛み」だけでなく角膜の強い障害による角膜表面の不正から
「目のかすみ」や、時に「重篤な視力障害」を起こすことがあります。

涙の少ない方にとって、コンタクトレンズの装着はトラブルの元になりかねません。涙の量が少なければ眼の表面を傷つけ易い状態(コンタクトレンズ不耐症)になりますが、涙点プラグにより涙を保つことで、コンタクトレンズの装用による眼への負担を軽減できます。通常、プラグによる違和感はほとんどありませんが、サイズが合わないとはずれてしまったり、眼の表面に触れて角膜や結膜を傷つけてしまうことがあります。装着したプラグは眼科で簡単にはずせますが、自分では絶対に行わないでください。

涙点プラグの装着には保険が適用されますが、ドライアイの検査には、保険適応のものから適応外のものまでありますので、病院でそれぞれ確認してください。